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職業訓練校という選択で未経験からエンジニアに転職した話

ブログを開いていただきありがとうございます!!

はじめまして、2023年7月1日から未経験でWEBエンジニアとして入社いたしました、
遠藤と申します。

私は職業訓練校を経てマーベリックスと出会い、
未経験からエンジニアへ転職することができました。

この記事では職業訓練校で学ぶという選択をして、
マーベリックスに入社した私の経験をご紹介したいと思います。
それではよろしくお願いいたします!

伝えたいこと

  • 職業訓練校という選択肢
  • 転職活動における環境の大切さ
  • エンジニアの目指し方(一例として)

この記事を読んで欲しい人

  • WEB業界に興味があり転職を考えている人
  • 手に職をつけたい人
  • もう一度学校に行きたい人

自己紹介

誕生

1996年9月生まれの26歳

2019年3月

商学系の大学を卒業

大学ではプログラミングやIT技術に触れることはなく、
経営やドイツ語について学んでいました。

2019年4月〜2022年9月

貿易業界で勤務

港町で3年間過ごし、主にコンテナ船にまつわる貿易事務の仕事に従事。
貿易書類の作成等でエクセルやWEBシステムにたくさん触れる。

2022年11月

プログラミングとデザインを学ぶため職業訓練校に入校

2023年5月

職業訓練校修了、すぐにマーベリックス応募

2023年6月

内定をいただき、エンジニア人生スタート!

転職しようと思ったきっかけ

もともと物事を効率化するのが好きで、
貿易業務に携わっている際もエクセルの計算式をひたすら見直し、
より効率の良い書き方へ直すことを行っていました。
そのなかでエクセルでプログラム(マクロ)を動かすことができるプログラミング言語のVBAに触れ、プログラミングって面白い!と感じました。

社会人生活を送る中で、自分の手で作ったものが誰かの役に立つ仕事がしたいと思い始め、
徐々にシステム開発ができるIT業界へ転職を考えるようになりました。
独学ではなく、必要な技術や業界知識を集中して学ぶにあたり、
さまざまな学習する選択肢の中から職業訓練校を選択しました。

職業訓練校について

どんな場所?

職業訓練とは失業者を対象に、
その地域で労働力供給が足りてない業界の技能訓練を受けることができる国の制度です。
職業訓練校は国から委託され技能訓練を実施する企業等を指します。
どのような訓練を受けることができるかは、
お住まいの地域のハローワークのホームページで調べることができます。
北海道で受講可能な訓練はこちらから確認できます!

札幌市ではIT業界の労働者需要が多く、十分な供給に達していないため、
IT業界に関係する職業訓練が実施されています。
失業保険の需給資格がある方は、訓練期間中受給が延長されたり、失業保険の受給資格がなくても毎月の支援を受けながら職業訓練を受講することができます。

詳しい制度の仕組みについては、ハローワークの職業訓練窓口で聞くことができます。
最近では転職を検討している方のために夜間や休日も対応しているハローワークの事務所があるみたいなので、気になる方はお問い合わせしてみると理解が深まるかもしれません。

私の場合はさまざまな転職情報を収集している際に、
失業中の手当を調べる中で職業訓練校の存在を知りました。

当時住んでいた地域にはIT関連の訓練はなく、もともと札幌で転職を考えていたこともあり、
退職後は札幌に引っ越して、札幌のハローワークで訓練について詳しい内容を確認したのち
応募に至りました。

なぜ職業訓練校を選んだのか

私の場合、せっかく勉強期間を作るならプログラミング以外のこともなにか学びたいと考えていました。そして、プログラミングを学ぶにあたり、業界の詳しい状況について気軽に聞ける人や一緒に頑張る仲間がいる環境を作りたいなと考えていました。

さらに、職業訓練校によっては、さまざまな企業説明会を実施してくれるので、
少しでもどんな企業があるか、知る機会を増やしたいという思いがありました。
この願いは見事に叶い、マーベリックスとの運命的な出会いにつながります。
(後述します、必見です!)

あとは純粋にもう一回学校に行きたいな、という思いもありました。
大人になると出会う人がだんだん限られてくるので、いろんな人と出会える環境に飛び込みたい!と思ったのも、職業訓練校を選択した大きな理由の一つです。
また、受講費用が基本的にかからないということも、生活の心配をせずに勉強に取り組む環境を
作る上では重要と考えていました。

その中で見つけたのがデザインとプログラミング両方を学ぶことができるカリキュラムを提供している、札幌のIT系職業訓練校であるWebStudySapporo(以下:WSS)でした。説明会に参加し、修了生の方の制作物をみて、スクロールするたびにアニメーションが動く綺麗でおしゃれなWEBサイトに度肝を抜かれたのを覚えています。

基本的なカリキュラム内容は以下のとおりです。

基礎的なWEB制作のためのプログラミング授業 

期間:前半と後半合わせて2ヶ月ほど
HTML・CSS・jQueryに必要なプログラミング言語を学びます。

デザインの授業と制作実習

期間:1ヶ月
デザインの基礎と関連ツールの使用方法を学びます。(半年間Photoshop触り放題です!)
制作物としては、バナーやWEBサイトのデザインカンプを制作します。

私が講義中に製作したバナーです。

グループワークによる共同制作実習 

期間:1ヶ月
4、5人で一つのチームを作り、架空のコーポレートサイトを制作します。
ディレクター、デザイナー、コーダーとそれぞれの役割を決めて取り組みました。
最終日にはプレゼンをします。

就職活動に必要なポートフォリオ作成 

期間:2ヶ月
就職活動に必要な自分のポートフォリオサイトをデザインから制作します。
また、この期間にポートフォリオサイトに掲載するサンプルサイトも作成します。

私の作成したポートフォリオサイトのスクリーンショットです。

また、講師の方々の熱量も決め手の一因でした。
IT業界に携わる人は何かをよりよくするぞ!と言ったような気概に満ちた人が多い気がします。

私は何かを学ぶ時、目的に合致した環境選びが一番大切だと思っています。
私の場合はより多くの実践的なカリキュラムを受講でき、かつ周りに一緒に頑張る仲間がいる状況でモチベーションを維持して学びたい、そしてできるだけ多くの企業を知る機会を増やしたい思っていたため、WSSで学ぶことは特に自分が求める条件にマッチしていたと感じます。

運命の出会い

職業訓練校は定員より応募数が多い場合面接があります。
WSSは超人気職業訓練校なので、もちろん面接がありました。
どうしてプログラミングを学ぶか、これからどのようなキャリアを想定しているかなど、
面接ではその当時自分が考えていたことをそのままぶつけました。

無事面接に合格し、入校した最初の週。
忘れもしない11月24日です。
合同の企業説明会が開催されると聞き、
まだ、HTMLすらまともに書けませんでしたが、
とりあえず参加した説明会の参加企業の一つがマーベリックスでした。

インパクトのあるオオカミのホームページ、仲間を大切にするという社風、
社長である竹部さんの親しみやすい雰囲気。
しかも入社後にはオオカミのフィギュアが貰えて、社員全員カレー好き、、、
絶対にここだ、ここしかない!と思いました。
マーベリックスに入社するために半年間勉強しよう、そう決めました。

この段階で目標が決まったのは私にとって本当に幸運でした。
なぜならマーベリックスはNuxt.jsの開発が得意である、
ということを知ることができたからです。
入社のためには最低でもNuxt.jsを触れるくらいの技術量が必要、
という明確な目標ができたおかげで、
何が必要かを逆算して勉強することができました。

ちなみにこの時点の私は、Nuxt.jsはおろか、ライブラリやフレームワークすら知らず、
JavaScriptは世界一難しいプログラミング言語だと思っていました。

ですが講師の方から、「しっかり基礎を固めてからNuxt.jsに挑戦すればいい、だから今は焦らなくていいよ!」というアドバイスをいただき、その通りに勉強した結果半年後にマーベリックスの選考課題に挑戦することができました。

いざ選考へ

半年間の職業訓練校を修了し、ポートフォリオも完成して応募の準備ができたため、
マーベリックスのホームページから採用の問い合わせをしました。
内容としては経歴となぜ私がマーベリックスで働きたいのかを簡潔にまとめました。
送信ボタンを押してから数時間でお返事をいただき、
1次選考として面談の機会をいただくことができました。

実際にオフィスへお邪魔し、
私のこれまでの経歴やポートフォリオの説明などをお話しするという形で面談が進みました。
私服での面談ということもあり、
硬さもなくおしゃれなオフィスでお話しできたので、
いままで経験した面接や面談の中で一番すらすら話せたと思います。(緊張はしていました)

面談終了後、改めて連絡をいただき2次選考の課題に挑戦させていただくことになりました。
2次選考の課題内容はNuxt.jsを用いてメモアプリを作成するという内容です。
ついにNuxt.jsとの対面でしたが、マーベリックスの皆さんが課題対応のチームを組んでくださり、「わからないことはいつでも聞いてください」と言ってくださってとても心強かったです。

課題挑戦中のオフィス体験

課題を進める中で、どうしてもわからない部分があり相談をした際、
「チャットでもいいし、オフィスに来て直接相談しながら作業してもいいよ!」
というありがたすぎるお言葉をいただきました。
オフィスで作業できる機会を逃すわけにはいかないと思い、ご好意に甘えていざオフィスへ。

あたたかく出迎えていただいた後、私用にデスクとモニターを用意していただき、
まるでマーベリックスの一員のような体験をすることができました。
デスクの上にいたオオカミのフィギュアが俄然やる気を燃やしてくれます。
社員の皆様ともお話しさせていただき、
入社後をより鮮明にイメージできるとてもいい機会でした。
人生初のトリプルモニター環境でワクワクが止まらず、集中しすぎたため何も飲まずに作業していたら、社長の竹部さんに心配されたのも思い出です。

ちなみに入社後も全く同じ環境で作業させていただいております!
画面が大きくて見やすく、作業ごとに画面を使い分けられるので最高の作業環境です!!

内定と入社後の感想

課題の最後に制作物の発表会がありました。
あたらめてオフィスに伺い、一緒に課題対応してくれたチームの皆様に向けて作ってきたものをお話ししました。具体的には、どのような箇所でつまづいたか、それをどのようにして解決したか、など制作の過程についてお話しさせていただきました。

課題発表から数日後、無事内定をいただきました。
私の半年間が実った瞬間です。
嬉しくて家の中で飛び跳ねたのを覚えています。

まだ入社して2週間ほどで、覚えることもたくさんありますが、
課題の時と同じように、マーベリックスの皆様にはあたたかく支えてもらえています。

入社後にはウェルカムランチや歓迎会などもあり、
社員の皆様ともたくさん話す機会があるので、
「入社後この人と喋ったことないな、、、」ということはありません!
これがチームワークとコミュニケーションを大切にするマーベリックス
1番の強みだと思います。

そして、念願だったオオカミのフィギュアもいただきました。
この子と一緒にたくさん学んで、
マーベリックスの皆さんを支えるエンジニアになれるよう頑張ります!!

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございます。
この記事では職業訓練校を通して、
未経験からWEBエンジニアになった私の経験をご紹介しました。

転職にはさまざまな選択肢があります。
さらに別の業界へのチャレンジは未知の事が多くハードルが高く感じることが多いと思います。
私自身たくさんの人に助けられ、なんとか転職を成功させることができました。
これから転職にチャレンジする際にぜひ、私の体験談が1つの転職例としてお役に立つことができれば光栄です。

お読みいただいている皆様の転職が成功しますように!
そして転職の選択肢の中にマーベリックスがありますように!

それでは、また!

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