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WEBエンジニアが技術ブログを書くことについて感じたこと

こちらは、Mavs Advent Calendar2023の22日目の記事です!🎉

ハコザキです。
今回で2023年のアドベントカレンダーの担当は最後ということで、
少しポエム要素のある記事です。ぜひ最後まで読んでいただければと思います!

はじめに

技術ブログは、WEBエンジニアであれば一度は読んだことがあると思います。
いざ自分で技術ブログを1つ書く場合、書くテーマを決めたり、構成や検証、
文章の校正などの作業が必要です。
これらの作業は決して簡単な作業ではありません..

WEBエンジニアという職業において、技術ブログを書くという作業は必須作業ではありません。
言い方はあまり良くないかもしれませんが、
必ずしもやらなくてもいい技術ブログをあえて書くという作業について
今回はやることで得られる恩恵や思っていることを書いてみます!

技術ブログを書いて得られること(メリット)

1. 書いた技術に対して理解が深まる

一番最初に思い浮かんだメリットですが、
技術ブログを書くことで書いた内容のテーマに対して理解が深まります。

誰かに読まれることを意識することで
正確な情報を読み手に伝えるため、使用している用語の意味など
しっかり調べることになります!
調べていく中で新たに発見することがあったり知識に対してより理解することができるようになります。

2. 知見を共有するための手段

実装例や、実装についてのアプローチの記事を書くことで、
社内外問わず、技術サポートの際にすぐに共有することができます。

弊社の場合、Nuxtの技術サポート案件などで、実装例を聞かれることがありました。
そのような場合、ちょうど近しいテーマの記事があったため、
その記事をそのまま共有することで課題の解決につながりました。

自身の実装経験をアウトプットすることで、同じような実装をしたい人に対し
素早く技術ブログを共有できる
のもメリットだと思います!

3. 言語化スキル能力の向上

WEBエンジニアにとって、物事を簡潔に伝えるという言語化スキルは非常に重要です。
私自身日々の業務(コードのコメントやPR、システムの仕様書、社内ドキュメント)でもっとうまく説明できれば..と悩んだりしています。
概念だったり思想的な部分を言語で表現し相手に伝えるということは非常に難しいです..

物事を論理的に、簡潔に、わかりやすく伝える練習の場として技術ブログを書くことは非常におすすめだと思います。
1つの技術ブログを書くことで飛躍的に向上するわけではなく、
コツコツ続けていくことで徐々に、着実とスキルを向上することができると思います!

誰のために技術ブログを書いているのか

一番恩恵を受けるのは自分

技術ブログを書くことで一番恩恵を受けるのは、技術ブログを書く自分自身だと思います。

困ってる人の解決の手がかりとなったり、 読み手にとって有益な内容にならなかったとしても
誰かに読まれるために言語化し、アウトプットをしたという事実には変わらないです。

私は、PV数やいいねにこだわらず自分自身のためにアウトプットをしています。
それが結果として多くの方に見られる記事になればラッキーくらいの気持ちで書いています。(読んだ感想であったり褒められると率直に嬉しい気持ちももちろんあります)

困っている誰かに..!

技術ブログを書くことは労力がかかる作業ではありますが、
実際に技術ブログを読みました!や試してみました!という声を聞くと非常に嬉しい気持ちになり、頑張って良かった..!と思います。この気持ちは書くことでしか得られない感情です。
※ 誰のためにもならない記事になるかもしれませんが、その証明はできません(悪魔の証明的発想..?) この技術ブログはきっと誰かのためになっているはず..!という気持ちで書くことを心がけると良いです。

技術ブログを書けずに悩んでる人へ

私自身はじめのころは技術ブログを書こうと思っても書いてる途中でモチベーションが下がって書かなくなったりして悩んだことがありました。

書く内容に悩む人は、まずはエラーの解決に繋がった経緯をまとめたものや、
なにか新しい言語やライブラリなどを使用したときのTipsなどをまとめたブログを作成するのが良いと思います。ハードルは低いですが需要はきっとあると思います。

私の一番最初に投稿したQiitaの記事はエラーの解決になった記事ですが、とても短いです。
それでもいいねが3つもついており、誰かに届いており、いいねの通知が来たときはとても嬉しい気持ちになったのを覚えています。

コーポレートサイトで技術ブログを公開すること

本記事はWEBエンジニアと技術ブログという記事ですが、
WEBエンジニアが所属している会社の媒体で、
技術ブログを公開するメリットについても少しご紹介します!

会社として保持している技術スキルの証明になる

個人ブログに比べ、ある程度文章や内容に気を使う必要がありますが、
会社としてスキルを持っていることの証明にもなります。
弊社の場合、Nuxtのブログを多く公開していることから、
外部の企業様と打ち合わせをしている際に、技術ブログをみてます!と言われることがあります。

また、内容について詳しいメンバーがいれば
公開前に記事を読んでもらいフィードバックを貰えるのも大きなメリットです。
より正確な情報を書くことで自分のためにも、会社単位の技術スキルの向上に繋がります。
※ ただ、誤った情報を書いてしまうと炎上しかねないので
不安な場合については公開前にレビューしてもらいましょう…!

アイキャッチ作成時のデザインフィードバックがもらえる

技術ブログを書く際、
コーポレートサイトによってはアイキャッチ画像が必要になるかもしれません。
技術ブログにおけるアイキャッチ画像とは、画像1枚でどのような記事なのか、
ぱっと見でわかるようにする必要があります。

弊社の場合は、公開前にデザイナーにレビューをお願いできる機会があります。
実務経験のあるデザイナーからのレビューはとても貴重です。
デザインの基礎的な部分からグラデーションの配色などのテクニックなど様々な視点でレビューをいただけるので非常に勉強になります。

アイキャッチ画像については記事ごとのタイトルを動的に表示することができる動的OG画像にしても全く問題ないと思っています。実際アドベントカレンダーの最初のころにそう思っていました。

しかしブログを作成するにつれ、デザイナーからのレビューを受ける機会があるのであれば、積極的に活用しアイキャッチ画像を時間かけて作成しても良いと思うようになりました..!

今年のMavs Advent Calendar2023 では、 この記事も含め9記事投稿しました。
9記事すべてのアイキャッチ画像はデザイナーさんのレビューを受けて作成したものになります。
初めの方は余白や文字サイズのバランスなどを指摘されていましたが、 徐々にお直しの回数も減りスムーズにアイキャッチ画像を作ることができました。
また、同時にFigmaの操作などに慣れることができたのも大きな成長だと思っています..!

おわり

WEBエンジニアが技術ブログを書くことで得られることなどについてご紹介しました。

はじめにも書きましたが、WEBエンジニアという職業において、
技術ブログを書くという作業は必須作業ではありません。
書いていない人でもコードが書ける優秀なWEBエンジニアはたくさんいると思います。
それでも私は技術ブログを書くことは必ず自分自身のためにも有益な作業だと思います..!

WEBエンジニアにおいて、 身につけた知識のアウトプットは、
以下のように下にいけばいくほどハードルが高いと思っています。

  1. 社内チャットへの投稿
  2. XなどSNSへの投稿
  3. 技術ブログの投稿
  4. 社内勉強会・社内LT会の開催
  5. 社外イベントでの発表・登壇

技術ブログを書くハードルが高い人はまずは社内チャットへ積極的に投稿することをおすすめします! 業務で得た知見などを積極的にアウトプットすることで自分自身のためになることは必ずあると思います!!

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