Java Silver合格体験記

こんにちは!大森です!
昨年8月に受験し、一度落ちてしまったJava Silver(Java SE 11 Programmer I)のリベンジをしてきました!
無事合格することができましたので学習方法や、今回得たものをご紹介したいと思います!

Java Silverとは
Javaアプリケーション開発に必要とされる基本的なプログラミング知識を有し、上級者の指導のもとで開発作業を行うことができる開発初心者向け資格です。日常的なプログラミング・スキルだけでなく、さまざまなプロジェクトで発生する状況への対応能力も評価することを目的としています。–公式より引用
Java Silverは、Java学習者にとっての登竜門とされる資格です。
試験では実務であまり意識しないような細部や、初見では分かりにくい仕様も問われるため、経験だけで乗り切るのは難しい場面もあります。
そのぶん、Java Silverの学習を通して、これまで「なんとなく」で済ませていたコードの動作や構文を見直すきっかけにもなり、確かな基礎力を身につけることができる資格だと感じました。
学習方法
使った本など
様々な記事で紹介されている定番の黒本を主に使用して学習を進めました。
黒本では理解が難しい場合は、スッキリわかるJava入門を読みながら、理解を深めていきました。
特に、継承、インタフェース、例外などがとてもわかりやすく解説されていました!
また、いまいち腑に落ちないときは黒本の問題のコードを書いてみて実際に動かしていました。
テキストで読むより動かしたほうが理解が進むのでおすすめです。
模擬試験
上記で紹介した黒本の巻末の12章、13章には模擬試験が2回分あります。
その試験を理解できるまで繰り返し解くことで、知識を定着させました。
80点満点中、50問以上正解で合格(正答率63%以上で合格)
12章
1回目:42点(53%)
2回目:72点(90%)
3回目:55点(69%)
4回目:73点(91%)
13章
1回目:27点(34%)
2回目:56点(70%)
3回目:71点(89%)
4回目:66点(83%)
1回目は何もわからず絶望しますが、繰り返すと意外と理解できるのでどんどん先に進みましょう。
試験当日の所感
出題の傾向としては、
- Javaを使う人は分かっているべき
- 知ってて損はないけどそこまで必要かな?
- この試験でしか使わなさそう
体感として、この3つの割合が5:3:2くらいでした。
黒本と類似する問題が多く出題されていたため、事前に模擬試験を繰り返し解いておいてよかったと思います。
得たもの
Javaに対しての抵抗感がなくなった
今回の学習を通して基礎的なスキルが身につき、少し自信を持てるようになりました。
以前までJavaのコードを読むときは、「なぜ動いているかわからない!」「こわい!」の連続でした。
今では「ほうほう、どれどれ」といった具合に腰を据えて向き合うことができるようになりました。
規則正しい生活
資格試験を受ける時に直面する学習時間の確保ですが、就業後は集中力を保つのが難しいと判断し、早朝、通勤時間、昼休みの時間に学習を行いました。
特に早朝は頭がスッキリしているため、効率よく進めることができたと思います。
実際に、「朝の1時間は夜の3時間に匹敵する」と言われているようです。
試験約1ヶ月前からは22時までには就寝し、5:30に起きて学習を進めていました。
試験を終えた今でもこの生活リズムは続いており、習慣化ができています。
現在は早起きして読書やゲームなど、趣味を楽しんでいますが、今後資格試験を受ける際には再び資格学習と置き換えるだけでいいので、今後もこの生活スタイルは続けたいなと思います。
なぜ昨年落ちたのか
前回は学習に本腰が入らず、先に申し込みをすることで追い込みをかけましたが、上記で紹介した、黒本の模擬試験の正答率が50%前後のまま当日を迎えてしまったので、そりゃ落ちるよね…という状況でした。
詳しくは以前投稿した記事をご覧ください。
再受験無料キャンペーン
毎年3~5月の間、オラクル公式からプロモーションコードが発行されており、試験申込時に入力をすると万が一落ちてしまった場合に再受験が無料になるキャンペーンが行われています!
(もっと早く知りたかった)
今回私は念の為入力をしてから申し込みを行いました。
もし今後受験を検討している方はぜひ活用してみてください!
今後について
読みたい本や作ってみたいものが溜まっているのでこれらを消化して過ごします!
書評や作ったものの紹介なども今後記事にしたいと思っています!
少し休んで充電し、次はJava Gold取得を目指そうと思います!
では!
おまけ
試験会場に入る前にラムネをかき込んだらとても集中できました。おすすめです。