【爆速】TinyPNGの画像圧縮をコマンド化してみた

はじめに
この業界の人がおおよそお世話になる画像圧縮パンダ(tinyPNG)。微妙に歯があるデザインを可愛いと見るか複雑な気持ちで見るかは人によります。
このパンダ、毎回サイトにアクセスしないと会えません。無料で使えるのは大変ありがたいのですが、一度に20件までという制約もあります。なんとか自前のPC環境で飼育してコマンド操作で画像圧縮したい。今日はそんな方法の紹介です。
レッツパンダ!
今回使用するもの
- 画像圧縮パンダ
- Raycast(ランチャーアプリ)
- メールアドレス
ざっくりした手順
たったの3ステップ!
- Raycast にあるtinyPNGのライブラリを取得
- APIキーを設定
- 実行
まずはRaycastを取得
まずはRaycast を取得します。
Raycastとは
Raycastはランチャーアプリと呼ばれるものの一種で、Macでいうとspotlightの超上位互換見たいな感じです。コマンドで特定のアプリケーションを起動できたり、クリップボードの履歴を拾ったりすることができます。
インストール
公式サイトからパッケージをインストールします。

インストール後は機能の紹介や課金のトライアルを勧められますが、一旦無視します。最後にoption + spaceを押すことで晴れてRaycastが起動します。

パンダのAPIキーを取得
次にパンダさんにAPIキーを教えてもらいましょう。tinyPNGで公開されている開発者向けのページにアクセスします。

名前とメールアドレスを入力するとメールが届き、APIキーを確認することができます。メール内のリンクにアクセスします。

マイページにアクセスできるのでAPIキーを確認します。

※注意
もしかすると下記画像のようにAPIキーがDisabledになっている可能性があるので、その場合はActiveに変更してください。

Raycastでパンダを登録
option + space (コマンドは個人の設定にもよります)でraycastを開きます。
Storeに入りcontinueします。そこで「tinypng」と検索し、ライブラリを取得します。


ライブラリを開くとAPI Keyの設定画面が表示されるので、上記で取得したAPIキーを入力しましょう。

これで準備は完了です。
実際の飼育状況
最後に実際の処理をご紹介です。特定のファイルを選択した状態で option + space を押しRaycastを起動します。「compress file」と入力することでコマンドが候補に上がるのでenter (Cmd + enter)で実行します。
これでウェブサイトにいちいちアクセスする手間が省けました。
さいごに
今はなんでも自動化してくれる時代。
エンジニアたるもの常に身の回りを生産的にしたいものです。
それでは〜!🐼