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AWS Certified Cloud Practitioner (AWS認定 クラウドプラクティショナー)を自宅受験してみた

こんにちは!長谷です。

この度、AWS認定クラウドプラクティショナーに合格しました!

資格を取得するにあたり、効率的に勉強を進めるために、事前に勉強方法をいろいろと調べました。おかげで、無駄なく学習ができたので、その経験をこの記事にまとめることにしました。

また、今回はテストセンターではなく自宅での受験を選んだため、その体験についても詳しく書いています。

受験を検討されている方は、ぜひ参考にしていただければと思います!

AWS Certified Cloud Practitioner (AWS認定 クラウドプラクティショナー)について

AWS Certified Cloud Practitioner は、クラウドの基本的な使い方、AWSの主要なサービス、具体的な使用事例、セキュリティの仕組み、料金モデルについて学べる資格です。AWSを初めて使う方や、基礎知識をしっかりと身に付けたい方に適しています。

試験費用は15,000円+税でしたが、今回は会社の「資格取得支援制度」を利用し、全額補助していただきました。

取得しようと思った経緯

現在参画しているプロジェクトではAWSを使用していますが、サービス名とその機能の結びつきを十分に理解できていないと感じました。そのため、資格取得を通じて基礎からしっかり学び直すことにしました。

最初にやったこと

まず、勉強方法を調べることから始めました。

ブログやnoteで検索してみると、多くの人が似たような方法で学習していることが分かりました。そこで、私もその方法を参考にしながら進めることにしました。

勉強方法

書籍20%、公式の動画10%、問題集70% の割合で勉強時間を割り振りました。

書籍

①AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー

https://amzn.asia/d/5e5pqCJ

通称「緑本」と呼ばれる書籍です。

クラウドプラクティショナーの試験は2023年に「CLF-C02」にバージョンが更新されました。そのため、最新版に対応している書籍を探しました。この本は各章ごとに重要ポイントがまとめられているので、時間がない方はポイントだけを読むのも効果的です。

(こちらの書籍も会社の書籍購入制度で購入してもらいました)

②いちばんやさしい新しいAWSの教本

https://amzn.asia/d/8CeIYL9

Kindle Unlimitedにあったので、こちらも合わせて読みました。①よりもさらにやさしく、クラウドやAWSについて丁寧に解説しています。図が多く、視覚的にも理解しやすいです。

時間があり、基礎からじっくり学びたい方にはこちらがおすすめです。

公式の動画

https://aws.amazon.com/jp/training/learn-about/cloud-practitioner

こちらはAmazonが提供している公式の動画です。通勤中や家事をしている時、ゲームのレベリング中など、何かをしながら流せるので、日本語で視聴できるのは非常に助かりました。

私は、通勤中にしっかりと動画を見る→「ながら見」で繰り返し聞いて頭に入れる、というスタイルで活用しました。集中して聞いていなくても、同じ章を何度も流すことで、自然と記憶に定着します。結果として、聞いたことのない単語が出てくることはほとんどありませんでした。

Udemy の問題集 60%

https://www.udemy.com/course/aws-4260

この問題集には、基本レベルの模擬試験が3回分、本番レベルの模擬試験が3回分含まれています。

最初は正答率が50%ほどでしたが、間違えた部分やその周辺の知識をしっかりとインプットし直しました。また、問題の解説を読んでも理解できない部分や、似たサービスの使い分けについてはChatGPTに質問して解決しました。

本番レベルの問題は、実際の試験よりも難しく感じましたが、ほぼ同じ問題も出題されたので、この問題集は絶対にやっておくべきだと思います!

勉強時間

通勤時間に動画を視聴した時間も含めて、合計で約40時間ほど勉強しました。事前に他の方の勉強時間を調べたところ、20時間〜80時間とばらつきがありました。

個人的には、長期間かけて理解を深めるよりも、短期間で集中して暗記した方が効果的だと感じました。

試験当日

今回は自宅で受験するIBT方式を選択しました。IBT方式は初めてでしたが、試験前の準備は以下の流れで進みます。

事前準備(申込後〜前日)

  • 動作テスト
    専用のアプリケーション「OnVUE」を使用して動作確認を行います。テスト時には、ブラウザを含む他のアプリケーションは開いてはいけません。
  • デスク周りの準備
    デスクに電子機器を置かないこと、外付けモニターは布をかけることが必要です。使用できるモニターは1枚までと決まっています。

当日試験前

  • 試験開始30分前から接続が可能です。
  • スマホで身分証明証、PCデスク、左右、背後を撮影します。指示はすべて英語で行われるため、英語が苦手な方は大変かもしれません。(「Rorate Mobile Device」という指示が「スマホの画面を横向きにしてください(ロック解除を意味する)」だとわからず、何度もスマホを水平に回してしまいました。)
  • 試験官とのチャットが始まり、PCのカメラで部屋全体(360度)を見せます。腕時計をつけていないか両腕を確認され、右手が届く範囲も撮影します。(私の場合、右側に棚があったので細かく指示がありました)
  • スマホの置き場所を試験官に伝えます。

試験中

  • OnVUEはとっても重い
    次の問題に移動するのに数秒かかることがあるので、時間に余裕を持つことが大切です。
  • 試験中の禁止事項
    • ひとりごと
    • 離席
    • 飲食
    • カメラから顔を外す行為
  • 見直したい問題にはマークをつけることができるので、全問解答後にマーク付きや未回答の問題に絞って確認できます。

試験後

クラウドプラクティショナーの場合、試験終了後すぐに合否が表示されます。
当日の夜20時ごろにはメールが届き、詳細な結果を確認できます。

自宅試験を受けた感想

チャットや次の問題に進む際のラグが思った以上にストレスでした。
特に問題がなければ、テストセンターでの受験をおすすめします。

クラウドプラクティショナーを受験した感想

プロジェクトで使用しているAWSについて、少し理解を深めることができました!
資格の受験料や書籍代などは、ほぼ会社に補助していただいたおかげで、挑戦することができました。

近いうちに、会社の福利厚生についてまとめたブログも更新する予定ですので、ぜひチェックしてみてください!

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