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【合格体験記】AWS Certified AI Practitioner

こんにちは!ますだです。

この記事では先日合格したAWS Certified AI Practitioner(以下AIFと記載します。)を学習/受験した際の色々をまとめとして記載します。

今回AIFはテストセンターで受験したのですが、以前合格したAWS Certified Cloud Practitioner(以下CLFと記載します。)は自宅で受験したため、テストセンターと自宅受験の比較についても書いています。

これからAIFを受験する方の参考になれば幸いです!

AWS AI Practitionerとは?

AWS Certified AI Practitioner (詳細情報や出題範囲等はこちらから確認いただけます!)

2024年10月(β版は8月)に追加された、人口知能(AI)・機械学習(ML)・生成AIの概要とユースケースに関する知識を学習できる比較的新しい認定資格です。

AIに興味がある人や日常的に生成AIを活用している人に向けた資格で、AIの基礎知識を学ぶのに最適です。特に生成AIの活用が広がる現代において、AIを効果的に使いこなすための第一歩としてもおすすめだと思いました。

初学者でも学びやすい内容となっているので、AWSサービスとAIについて理解を深めたい方や、今後さらにAIを活用したいと考えている方にぴったりの資格です。

受験した理由

  • 日頃生成AIを使用しているが、AIについての基礎的な知識がないので勉強したかった
  • 今後は今以上にAIがいろんな人や仕事にとって身近になっていく中で、使いこなせるようになるための第一歩として

という理由で受験することにしました。

受験時点でのAWS、AIの理解度

  • AWS:実務経験はほぼなし(主要なサービスは触ったことがある程度)、CLF合格済みの知識レベル。
  • AI:chatGPTなど生成AIは使っており、大体こんな感じのものだよね?というくらいの理解度。MLやLLMといったワードはうっすら知っている程度。

学習期間

学習時間については、他の受験された方の体験記を見てみると10〜20時間程といった方が多く、長期間時間をかけるよりかは短期集中で勉強するのが良いのかも?と思ったため、私自身もそのようにしてみました。

  • 勉強時間:10時間くらい
  • 学習期間:1週間ちょっと

学習方法

新しい資格ということもあり参考書がなかったため、問題集を中心に勉強を進めました。

上記の問題集を使って、問題を解く→解説を読み込んで理解する、をひたすら繰り返しました。問題の正誤問わず他の選択肢の解説も読むことで、効率的に知識を吸収できたかなと思います。

問題集を全て解いた後、模試形式の問題も解いて本番試験の準備をしました。

試験内容について

設問の詳細は記載しませんが、出題内容についての私の所感を書きます。

SagemakerやBedrockなどAWSサービスについてと、AIやMLの一般知識についての設問が半々くらい出題されたように思います。

AIFはAIに関する設問で構成されてはいますが、クラウドの知識もあるとすんなり解ける問題もあるため、基本的なAWSサービスについての事前知識があると学習ハードルは下がりそうです。

テストセンター/自宅受験の比較

今回AIFはテストセンターで受験しましたが、以前CLFを受験した際は自宅を選択しました。

テストセンターと自宅受験の両方を経験してみて、良かったこと/イマイチだったこと、どちらがより楽だと思ったかを個人の主観にはなりますが記載したいと思います。

テストセンター受験

良かったこと

  • テストセンターに行くだけで受験できるため、自宅で受験環境を整えるのが難しい人に向いている
  • 自宅を受験用に片付けなくて良い(徹底的に片付けないと、試験監督官から指摘されるそうなので…)
  • (当たり前ですが)回線が安定しているため、サクサク試験を進められる(自宅受験で回線が弱いとラグがすごく、設問移動の画面遷移に時間を取られるため)

イマイチだと思ったこと

  • 出掛けないといけない点(休日インドア人間にはちょっとつらい)
  • 防音用のイヤーマフがあったのですが、サイズ感を調整してもフィットせず長時間付けられなかったため、周囲の雑音が気になった
  • 受験したテストセンターが受付するとすぐ受験できるタイプの受験会場だったため、直前まで勉強したい人には向かないかも?と感じた(早く開始する分早く終わらせられるため、個人的には良かった点です)

自宅受験

良かったこと

  • 静かな自室で受験できるため、集中して取り組める
  • 外に出る必要がない、出かける準備をしなくて良い
  • 試験直前まで勉強したい人には向いていると感じた
  • 有線でネットワークに繋げば、試験会場と同じようにサクサク問題を解けるので、会場に行く手間を考えると楽だと思った

イマイチだと思ったこと

  • 徹底的に部屋を片付けないといけないこと
    • 他の方の自宅受験レポには、受験で使用する以外のモニターや、英字が記載されているポスター・物などが見えないように布などで覆う必要があることや、試験監督官に指摘されて環境を整えるのにも結構時間がかかったということが記載されていたので、指摘されないように徹底的に物をしまったり布で覆ったりと事前準備に時間がかかりました
    • そして受験後に元に戻すのも面倒でした…
  • Wifiで環境テストをしたとき、ものすごく挙動が重たかったこと(有線で繋いでみたら改善したのでとても助かった。そのまま本番試験開始してたらと思うとゾッとする)

どちらがより自分に合っていたか

個人的には部屋をまっさらに片付けなければいけない手間よりも、試験会場へ出かける手間 + 受験環境のストレスの方がよりデメリットに感じたので、有線でネットワークに繋げるのであれば自宅受験の方が快適だと思いました。

受験して思ったこと

  • 勉強を通して、AIとそれらを活用するAWSサービスについての超基礎的な知識が身についた
    • 学習前のふんわり理解から抜け出せた
  • 取得したてのCLFで学んだ知識も活用しながら試験対策学習ができた
    • よりクラウドの知識も浸透した気がする

上記が受験して思った点でした。

ただ、資格を取ったからといって知識が自分のものになったかと言われるとそういうわけでもないですし、実務で経験してみて理解できることもたくさんあると思っています。

なので今後も継続してAIやAWSなど、業務に活かせることや興味のあることを継続して学習していきます!

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